暖かい家庭

給料は安くなったとはいえ、遅配することもなく月末には入ってきたので経済的な不安はなかったが、心の中では寂しさの風が激しく吹いていた。このまま一人でいることは耐え難いものであった。あったかい家庭が欲しいと和弘は思った。異性を求めた。熱烈に。
杉本と一緒に行った青い部屋の浜村純子の事を時々思い出した。純子は和弘にとってマドンナであった。


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